大手不動産会社７社が共同で運営する新築マンションポータルサイト「MAJOR7（メジャーセブン）」 が全国のマンション購入意向者約59万人を対象に「住んでみたい街アンケート」を実施し、その調査結果を発表しました。それによりますと首都圏のランキングは、1位「吉祥寺」、2位「自由が丘」、3位「横浜」で、「吉祥寺」の人気は根強く6年連続でトップとなりました。トップの吉祥寺は「商業施設の充実、公園・自然の豊かさ」、自由が丘は「おしゃれ、高級感、洗練さ」、横浜は「海への近さ、街並みのきれいさ」といった理由が挙げられ、全体的な傾向としては、交通・通勤・生活の利便性のよさを支持する割合が高くなっているようです。

26日、三井不動産（株）は、柏の葉スマートシティの中核エリアとして複合開発を進めている148駅前街区のネーミングを「ゲートスクエア（GATE SQUARE）」に決定しました。「ゲートスクエア」は2014年4月より各施設が順次開業します。
「ゲートスクエア」は、多彩な都市機能を集積させたスマートシティの玄関口で、エネルギー、防災、交通、健康、疾病・介護予防、ビジネス環境、国際交流空間などの様々な都市機能の高度化が進められており、周辺街区も含めたスマートシティのマネジメント機能が集約しています。柏の葉キャンパス駅周辺の先行開発街区には、すでに集合住宅や商業施設が開業していますが、その中核機能を担う「ゲートスクエア」の誕生によりスマートシティの本格的な運営が開始されるようです。

株式会社LIXILは、既存物を壊さないカバー工法採用の内装リフォーム専用商品「Renova(リノバ)」を、トステムブランドから発売しました。「壊さない工夫」「現場にFIT」「ムダの排除」をテーマに開発されたもので、室内ドアや引戸などの建具からカバー材や床見切りなど、さまざまな内装リフォームに対応することが可能です。窓枠や建具枠などの既存枠の上から「リノバカバー材」を取り付けるだけで、壁を取り壊さずに建具や造作材をきれいに仕上げることができます。内装リフォームの施工の際に壊す手間だけでなく、廃材の処理の手間も省くことが出来る画期的な商品となりそうです。

21日、（株）グローバルエージェンツは東京都文京区に新形態のソーシャルアパートメント「WORLD NEIGHBORS GOKOKUJI」をオープンしました。これまでの住居利用に加え、1ヶ月単位の家具付のマンスリー滞在も可能です。共用施設としては、入居者が交流を図れるプライベートラウンジや、食事などを調理できるキッチンなどが完備されています。1階に、一般客も利用が可能なカフェとバーラウンジ（11月オープン予定）が設置されており、入居者は毎月15,000円分のカフェ利用ができます。旅行者から長期居住者まで様々なゲスト間での交流が生まれるコミュニティに特化したアパートとなりそうです。

20日、伊藤忠都市開発（株）は分譲マンション「クレヴィア目黒不動前」の発売を開始しました。
同マンションは、東急目黒線「不動前」駅より徒歩4分に位置しており、全邸南向きを実現する先進工法を採用し、同区の免震タワーマンションでは初めて長期優良住宅認定を取得しています。約2日間稼動の非常用発電機が導入されており、非常時には共用部の照明や非常用エレベータの稼働や一部共用部で活用できるインターネットやテレビ視聴に必要な電力を供給可能にする同社独自の総合防災プログラム「クレヴィア　ライフ・ハグ」が導入されています。災害時にも安心できるマンションとして注目を集めそうです。

住友不動産（株）は、20日に「新築そっくりさん」初のサロンを設置した営業拠点「あざみ野リフォームギャラリー」を開設します。同施設は、販売終了した新築分譲マンションのマンションギャラリーを「新築そっくりさん」仕様にリニューアルしたもので、従来のショールームではなく、施工後のイメージをしっかりと体感できるモデルルームを設けて、「新築そっくりさん」初の試みであるサロンが設置されています。顧客がじっくりリフォームの相談ができる施設として人気を呼びそうです。

東京カンテイは、2013年8月の三大都市圏（主要都市別）分譲マンション賃料月別推移を発表しました。
8月の首都圏の分譲マンション賃料は、1平方メートル当たり2549円で前月比0.6上昇し、11ヵ月ぶりに首都圏全域で上昇となりました。都市圏別では、東京都(2989円で前月比0.1%上昇)と埼玉県(1626円で同0.2%上昇)は上昇、神奈川県(2038円で同1.1%上昇)は平均築年数が若返った影響もあり3ヵ月ぶりに上昇となりました。

日本土地建物は、防音仕様の音楽スタジオを備えたバンドマン向けのシェアハウスを千葉県船橋市に建設します。同社が研修所として使用していた施設を改装し、大型シェアハウスへ改修するものです。無料で使える完全防音の音楽スタジオ3室のほか、共用施設として約74畳のリビング・ダイニングや約53畳の多目的ルーム、ダイニング隣のキッチンにはバーカウンターなど共用部の設備を充実させて居住者が交流できるよう配慮されています。完成予定は2月中旬予定です。音楽好きな人にとっては興味深い物件となりそうです。

国土交通省都市局まちづくり推進課は、平成25年6月26日付けで仙台水族館開発株式会社から申請されていた民間都市再生整備事業計画を平成25年9月13日付で認定しました。都市再生整備事業の名称は「仙台水族館（仮称）プロジェクト」で、平成27年3月31日に工事完了予定です。予定地は津波の被害を受けた地域で、水族館を建設することで、集客や交流の拠点としての魅力を高めて、交流人口の回復や拡大を図り、早期復興を目指しています。

（株）アトレは、『Cozytime , Cozy place～ちょっといいが、ちゃんとある～』がコンセプトの商業施設「アトレヴィ大塚」を9月12日にオープンしました。
JR「大塚」駅南口に位置し、新築されたJR大塚南口ビルの地下1階から4階の5フロアに食品や雑貨、レストランなど39店が出店しています。駅から街に自然とつながる「道」をイメージし、地下1階は食品を提供する“おかって”のような「おかってwalk」、1Fは“毎日欲しい、すぐ欲しい”を叶えるデリやグッズなどのフロア「まいにちMarche」、2Fはファッションや生活雑貨、カフェなどのちょっと寄り道をしたくなるようなフロア「よりみちPromenade」など、各フロアにコンセプトを設けて来店者が楽しめる工夫がされています。つい立ち寄りたくなるような生活密着型の商業施設となりそうです。